すばる舎リンケージ

同族会社の節税マニュアル

「資金調達」に関する文書
このテンプレートは、すばる舎発売の『賃金調達完璧マニュアル』に掲載されている特別付録「新銀調達を円滑にする『1枚でキメる中期事業計画書』」です。
元金融担当者が公安した〈銀行をうならせる事業計画書〉をご用意しました。
本書と併用していただくことで、より一層活用の幅が広がります。
【テンプレート一覧】

『1枚でキメる中期事業計画書』本書掲載シート集
アドバイス【1】 中期事業計画書
アドバイス【2】 損益計算書
アドバイス【3】 売上原価、製造原価明細
アドバイス【4】 簡易キャッシュフロー計算書

アドバイス【1】 中期事業計画書

(1)計画期間は借り入れの返済期間まで作成しましょう。借入期間より短い計画を出すと、計画策定期間まで融資を短縮される可能性があるので注意してください。

(2)事業の特長は「自社の優れている分野」や業界内における有利な点などを記載します。銀行に対するアピールの場となりますので、遠慮せずに書いてください。

(3)財務状況が悪化しているとしても、正直な数値を開示し、きちんと説明することが大事です。説明する際は、悪化の要因はもちろんですが、今後どういった見通しで改善していく予定であるかを付け加えるといいでしょう。

(4)「課題」には、自社が改善する必要のある事柄を箇条書きで記載します。サンプルでは課題が3つあがるようにしていますが、数としてはそのくらいが妥当でしょう。

(5)中期目標は、上記であげた課題をクリアするための目標設定を目指してください。また、その内容についてはあまり抽象的な目標にしないほうがベターです。抽象的な目標にすると、アクションプランが立てづらくなります。

(6)計画骨子 には、課題をクリアする計画を「どのような施策を実施していくか」を記載します。

(7)アクションプランは極力具体的に立ててください。誰が何をいつまでに行うかを明記し、その計画にまつわる金額的なことも記入していってください。計画実施にかかる費用、効果があらわれる予想時期、金額にしてどのくらいの効果が見込めるか等を、きちんと設定することが必要です。

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